『アルプスとリビング』

早稲田大学演劇倶楽部第32期新人企画

ずらりずらり/平野

 

はじめまして、でいいかなぁ?

 

平野光代です。演劇倶楽部1年代です、でも、もうすぐ2年代になっちゃうんだよな…旧人って呼ばれるんだなぁ…3月まで新人なのに4月から急に旧人って呼ばれるって、、、間に当てはまる良い言葉ないのかな?って探しています。まだ見つかってないです。

 

突然ですが、そんな、ぎりぎり新人の新人企画公演で作演or出演する人達を勝手に他己紹介したいと思います。他己紹介って独断と偏見で成り立っているものだと認識しているのでその辺はあしからず。

 

まず、作演で同期の八杉は共感能力が異常に高いです。誰が言っていることでも理解して分かるーって言ってる。

「寒いねー」

「分かるー」

「…暑くない?」

「それは分からない、、けど分かるー」

分からない時は分からないってはっきり言ってるし、こう極端に書くとバカっぽいけど

なんだかんだ理解してくれて、それを自分仕様に形を変えて目の前に出してくれるから有難い存在です。

 

同じく同期の鈴木はスッスッて動ける人です。

「あ、鍵がかかって…」

スッ(鈴木が部屋を開ける)

「あ、今セリフ飛ば…」

スッ(鈴木がセリフを飛ばす)

「…」

スッ(鈴木が意見を聞く)

察知する能力が敏感なのかマッハで動けるかのどちらかですね。ま、どっちもなんでしょうけど。何手も早くて助かりっぱなしです。

いやーと言いながら頭と体がフル回転なんですね。そうは見えないけど。

あ、いやーは鈴木の口癖ですね。

 

続いてドム子ちゃん

エンクラ以外の女子が1人のなか、稽古では絶対的な安心感があって頼りになります。

どこから湧くのか分からない面白い意見ばかりで、

話し合いでは鶴の一声ならぬ、ドム子の一声を待っている時があります。それは演技が始まっても同じ。

来月に2作品に出演するというだけでメンタルも体力も感心してしまうばかりですが、ドム子ちゃんなら全然問題ないだろうという気持ちに日々させてくれます。

 

柴田くんは人懐っこい人です。

稽古場でニコニコしていられるのは彼の存在が大きいです。

誰も乗っからない提案でも柴田くんだけは、やりたいって乗っかってくれるし、目が合ったとき十中八九笑顔だし癒されています。

ふざけてばっかりにも見えるけど、話したり演技を見ていると頭いいなって思う瞬間が多々あって、

唯一の18歳は目が離せないっていうのが今のところ一番しっくりくる。

 

箕西くんは爆発力があると思っています。

演技前はずっと静かに息を潜めていても、始まった瞬間にギアを最高潮まで達することが出来る。

大きな声でも

ボソッとした声でも

全身運動も

ただ立っているだけでも

そのギアを保っていられて、出したい時に丁度いい塩梅が出せる。

顔色一つ変えずに前のめりになれる人であり、つっつきたくなる人です。

 

小原くんは器用です。

これをしてほしいと言われたことが完璧に出来るって当たり前に要求されるけど大変難しいことです。

そのギャップとか、こうしたいのに出来ないとかで人は悩むと思うんですけど、

そんな悩みが一切ないんじゃないかと思う程

何でも軽々やってしまう。

あと話し合いとかしている時に小さくツッコミというかリアクションを入れていて、些細ながらその1回1回で毎回大分助けられています。

自分から主張してないのに存在感ある人です。

 

最後は同期の鴎。

鴎は物事を多角的に見て納得できるまでとことん突き詰められます。

たまにガス欠を起こしているけど、それも真剣さ故です。と言い切ってみる。

私が言っていることで分からない時は、こうゆうこと?って1人の人として扱って聞いてくれます。その上で他の人に通訳してくれます。

たぶん鴎の中には平野像があって、その平野をよく知っていて、それでも好きって言ってくれる。

自分の役割を全うする、妥協を許せない人なんだと思っています。

 

長い。長くなってしまいました。

最後まで読んでくださった方本当にお疲れ様でした。

 

おわり